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チリ(南米)のボリッチ大統領のリチウムビジネスの展開を発表:事実上の国営化

1.2023/12/27 銅大手のチリ銅公団(コデルコ:CODELCO)とSQM(チリ最大手炭酸リチウム生産者:SQM日本法人在り)がリチウム分野で提携したと発表した。

2.コデルコ(公営企業)が、新会社の過半数を出資する。→国営化!

3.SQM(民間企業)は、アタカマ塩湖の開発を2060年まで継続する事と成る。

 

https://www.sqm.com/

SQMの発表は、下記を参照。

https://ir.sqm.com/English/news/news-details/2023/SQM-Announces-a-Memorandum-of-Understanding-with-CODELCO-/default.aspx

 

4.CODELCO : チリのサンチアゴに本社を構える銅の国営会社

https://ir.sqm.com/English/news/news-details/2023/SQM-Announces-a-Memorandum-of-Understanding-with-CODELCO-/default.aspx

 

20231227-チリ鉱山業界にとって前例のない節目として、コデルコとSQMは、今後数十年間、アタカマ塩湖での生産活動と商業活動を共同開発するための官民パートナーシップを発表した。この協会は、一定の条件が満たされる限り、2025 年 1 月 1 日に実現し、チリ国の過半数出資(50% プラス 1 株)を持つ普通会社を通じて設立されます。

 

https://www-codelco-com.translate.goog/sin-titulo-169857987?_x_tr_sl=es&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja&_x_tr_pto=sc

 

5.新会社は、CODELCOとSQMの現行契約を引き継ぐ。

その後、2031~2060年の間「炭酸リチウム」を生産する権利を確保する。世界シェアの過半数を確保できる。

 

又、新会社は、リチウムイオン電池集電箔(銅箔)ビジネスへの参入も可能と成る。

 

6.南米チリは、「炭酸リチウム:世界最大供給者のSQM」と「CODELCO:銅とモリブデン生産の国営会社」を融合して、カーボンニュートラルに対応し、リチウムイオン電池ビジネスをキャッチアップして行く方向性を示した。

チリは、リチウムイオン電池ビジネスの炭酸リチウムビジネスに、「銅の生産」を維持していく方向性を明確に打ち出した。

 

7.日本は、「金属リチウムの国産化」が出来て居ない。

次世代全個体リチウムイオン電池の負極に「金属リチウム」の使用が提案されている。金属リチウムは、中国と台湾で生産されている。→日本の全個体リチウムイオン電池の主原料は、中国依存で開発するのか?

 

何故、日本で「金属リチウム」の生産しないのか?→危険!!!

https://patents.google.com/patent/JPWO2008053986A1/ja

塩化リチウムを高温下 溶融塩電解法で生産できる。

 

1)アルベマール(米国企業)

https://www.albemarle.jp/businesses/lithium

2)ライベント(米国企業)

https://livent.com/ja/company-overview/global-locations/

3)ガンフェンリチウム

https://ganfenglithium.jp/

 

 

(IRuniverseEM)

 

 

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