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バッテリー鉱物のパン・アジア・メタルズ、チリのアタカマ塩湖でリチウム資産買収

 タイやシンガポールに拠点を置くバッテリー材料鉱物の探査・生産企業のパン・アジア・メタルズ(Pam Asia Metals、PAM)は1月2日、上場するオーストラリア証券取引所(ASX)で、「南米チリのアタカマ塩湖のリチウム鉱山資産を買収する」と発表した。2024年初めにもチリの政府当局とリチウム開発について協議する。

 

 

 発表によると、買収するのはチリ北部に位置するアタカマ塩湖の「タマ・アタカマ・リチウム・ブライン・プロジェクト」。該当地域は12万ヘクタールもの広さで、南米最大規模のリチウム塩水プロジェクトとされる。PAMが買収した地区でも、南北160キロメートルにわたる広範囲でリチウムの生産が可能という。PAMはもともと、同地域の鉱物権に関し優先権を持っていた。

 チリは電気自動車(EV)向けバッテリー材料の増加期待を視野に、国家を挙げてリチウム生産を進める。アタカマ塩湖のリチウム資産を巡っては、2023年12月、チリ政府系で銅世界最大手のチリ銅公団(コデルコ)と、チリの民間企業でリチウム生産世界2位のソシエダード・キミカ・イ・ミネラ・デ・チリ(SQM)が、官民提携すると発表したばかりだった。

 

関連記事: チリ(南米)のボリッチ大統領のリチウムビジネスの展開を発表:事実上の国営化 | MIRU (iru-miru.com)

 

 今回の買収はPAMにとって収益拡大の好機と評価され、発表直後のASXでPAM株は急伸した。

 

 

(IR Universe Kure)

 

 

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