新着情報

2024/04/27   韓国2024年3月...
2024/04/27   MARKET TA...
2024/04/27   韓国2024年3月...
2024/04/27   韓国2024年3月...
2024/04/27   韓国2024年3月...
2024/04/27   タングステン輸出入...
2024/04/26   東京製鐵:24/3...
2024/04/26   【貿易統計/日本】...
2024/04/26   【貿易統計/日本】...
2024/04/26   【貿易統計/日本】...
2024/04/26   【貿易統計/日本】...
2024/04/26   【貿易統計/日本】...
2024/04/26   【貿易統計/日本】...
2024/04/26   【貿易統計/日本】...
2024/04/26   【貿易統計/日本】...
2024/04/26   【貿易統計/日本】...
2024/04/26   【貿易統計/日本】...
2024/04/26   【貿易統計/日本】...
2024/04/26   【貿易統計/日本】...
2024/04/26   【貿易統計/日本】...

レコテック 八王子市で家庭発生廃食油の拠点回収を開始、SAF製造

 レコテック株式会社(本社:東京都千代田区)は、東京都事業「多摩イノベーションエコシステム促進事業」を活用して、八王子市で家庭から出る廃食油の回収・資源化事業を開始した。同事業は、八王子市の協力のもと、八王子市に本部を置く株式会社スーパーアルプス(本社:東京都八王子市)の2店舗を回収拠点に実施する。

 

背景

 昨今、気候危機に対応するための施策の一つとして、航空燃料や車両燃料の脱炭素化が進められています。日本政府は、2030年までに国内航空会社が使う燃料の10%SAF*に置き換える目標を掲げた。それに伴い、SAFの原料となる廃食油の再資源化が注目されている。

 

 現在日本では、廃食油の70%以上が回収され、燃料原料、工業原料、飼料原料に再資源化されており、高いリサイクル率を維持している。一方で、家庭から出る廃食油のほとんどはリサイクルされておらず、その量は年間100,000tにも及ぶと推計されている。

 

 こうした社会課題を解決し、更なる脱炭素化と循環型社会の形成を推し進めるために、同社は多摩地域最大の人口を持つ中核都市であり、一人一日あたりのごみ排出量が最も少ない*環境先進都市である八王子市と協力し、家庭から廃食油を回収する拠点インフラの普及拡大並びに家庭系廃食油の低炭素次世代燃料化を進めていく。

 

* SAFとは、持続可能な航空燃料(Sustainable Aviation Fuel)のことで、廃食油、サトウキビなどからつくられるバイオマス燃料や都市ごみ、廃プラスチックを用いて生産される。

 * 人口50万人以上の都市でのランキング。ごみ排出量には事業系ごみを含む。

 

事業の詳細

【回収場所】

スーパーアルプス楢原店

スーパーアルプスみなみ野店

八王子市役所本庁舎 2階ごみ減量対策課

八王子市環境学習室「エコひろば」

八王子市南大沢清掃事務所

 

【廃食油の出し方】

1)使用済みの天ぷら油、食用油を冷ます

2)紙や網でこしてあげカスなどを取り除く

3)ペットボトルなどのキャップが閉まる容器に入れる ガラスびん使用不可

4)回収ボックスに容器ごと入れる

 

【回収できる油】

食用油全般(サラダ油、ごま油、菜種油、紅花油、コーン油、ひまわり油、大豆油、オリーブオイル、ラード、バター、ココナッツオイルなど)

 

【回収できない油】

食用以外の油(マッサージオイル、アロマオイル、機械油、エンジンオイル、灯油、軽油、中身が不明なものなど)

調味油など(マヨネーズ、ドレッシング、食塩等の添加物が入っているもの)

事業所から出る廃食油(飲食店、調理施設、スーパーマーケットなど)

 

 

今後の展望

 今後は、再生油の調達事業者との連携も強化し、廃食油の包括的な循環型サプライチェーン構築を目指す。また、同社のCircularity Design Tool - pool を活用したトレーサビリティの可視化や、廃食油を持ち込んだ一般コンシューマーへのインセンティブ設計など、IoTによるイノベーションを進める。

 

 

IR universe rr

 

 

関連記事

関連記事をもっと見る