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中国1-3月期GDP5.3%増 3月再び弱含む・指標一覧

 中国当局が4月16日に発表した2024年1-3月期実質国内総生産(GDP)は前年同期比5.3%増だった。3月の経済指標は再び弱含んだ。景況感指数が改善し、銀行融資の伸びも拡大したものの、1-2月に縮小した不動産開発投資の減少率は再び拡大。工業生産の伸びは鈍化し、輸出入が再びマイナスに転じた。卸売物価指数(PPI)の下落率も広がった。

 

 不動産開発投資の伸びは1-3月に9.5%のマイナスと、1-2月に9.0%に縮まった減少率が2023年末(9.6%減)のレベルに再び拡大した。固定資産投資の伸びは小幅に改善したが、民間資本による投資は相変わらず低調で、政府主導のインフラ投資が下支えしている状況とあり、金属を含む建材需要の先行きは不透明感が続きそうだ。小売売上高も春節(旧正月)の押し上げ効果が終了し、低い伸び。自動車販売は1割増で、電気自動車(EV)需要が下支えするも勢いは一時期ほどではない。

 

 消費者物価指数(CPI)は微増で、なんとかデフレを免れている状態。景況感は改善しているものの、全般に明るいムードとはいいがたい。

 

2024年3月までの中国の主な経済指標

(注)単位は新規融資以外は前年同期比増減で%、新規融資は元。不動産開発投資と固定資産投資は年初からの累計)

(中国国家統計局、中国海関、中国汽車工業協会、中国人民銀行などの発表をもとにIR Universeが作成)

 

 

(IR Universe Kure)

 

 

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