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工作機械工業会3月受注確報 3月3.8%減1356億円、23年度14.8%減1兆4531億円

3月の工作機械受注が1356億円(3.8%減)、15ヶ月連続で内外とも減少

 2024/4/18の15時に日本工作機械工業会の2024年3月工作機械受注確報が開示された。3月受注は1356億円(同月比3.8%減)と15ヶ月連続同月比減も、年度末特有の動きで前月比では18.8%増、6ヶ月ぶりの1300億円超となった。なお1000億円超は38ヶ月連続しており、内外ともに勢いはないものの底割れ状況にはない。

 

 

外需は5.7%減863.9億円と15カ月連続同月比減も5ヶ月連続800億円超を維持

 外需は863.9億円(同月比5.7%減、前月比5.8%増)と同月比15ヶ月連続減少、前月比増で4ヶ月連続800億円超をキープした。主要4業種で同月比は一般機械、航空・造船・輸送用機械が増加、前月比では自動車と電機・精密が増加。一般機械は257.8億円(同月比3.2%増、前月比3.0%減)と5ヶ月ぶり260億円割れ。自動車は210.3億円(同月比0.0%、前月比25.3%増)と、北米で大型受注があり3ヶ月ぶりに200億円超。電気・精密は116.3億円(同月比30.1%減、前月比5.3%増)と2ヶ月連続で100億円超に。航空・造船・輸送機械は64.0億円(同月比5.3%増、前月比17.6%減)と8ヶ月ぶりに65億円割れに。

 

 主要3極別ではアジアが385.5億円(同月比7.5%減、前月比5.8%増)と、同月比は15個月連続減も前月比は3ヶ月ぶりに増加。国別では中国が253.7億円(同月比15.7%減、前月比11.2%増)と同月比15ヶ月連続減ながら5ヶ月連続220億円超と底堅く、春節明けも有り11ヶ月ぶりに250億円超に。中国の業種では一般機械を除き同月比減少、一般機械が89.6億円(16.2%増)、自動車66.0億円(35.8%減)、電気・精密62.5億円(32.2%減)、航空・造船・輸送用機械1.4億円(59.6%減)。その他ではインドが43.17億円(同月比46.8%増)、タイ15.18億円(29.3%増)、ベトナム11.82億円(83.3%増)、台湾20.04億円(8.3%増)など増加、一方、韓国19.73億円(同月比10.2%減)は減少に。北米は282.2億円(同月比1.0%増、前月比10.0%増)と6ヶ月ぶり280億円超、アメリカが241.9億円(同月比5.2%減、前月比7.1%増)で3ヶ月ぶりに240億円超に。北米主要4業種では自動車63.2億円(58.9%増)とアメリカ、メキシコで大口受注が有り6ヶ月ぶり60億円超。一般機械は80.6億円(0.1%増)でアメリカで大口の反動減から2ヶ月ぶりの100億円割れに。電機・精密は13.6億円(44.6%減)と厳しさ継続。欧州は172.6億円(同月比12.7%減、前月比0.7%増)と、3ヶ月連続180億円割れに。ドイツは41.0億円(同月比14.9%減)と4ヶ月連続減に。主要業種4業種は航空・造船・輸送用機械のみ同月比増加。一般機械51.1億円(同月比4.0%減)。自動車は26.1億円(同月比8.5%減)、電機・精密は12.9億円(同月比38.5%減)と振るわず、航空・造船・輸送用機械は20.2億円(同月比44.1%増)と2ヶ月連続20億円超に。

 

 

内需は492.6億円(同月比0.2%減)と19ヶ月連続同月比減も年度末で前月比51.4%増

 内需は492.6億円(同月比0.2%減、前月比51.4%増)と19月連続で前年同月比減、前月比は年度末も有り51.4%増と、6ヶ月ぶり450億円超、490億円超は1年ぶり。主要4業種は同月比で自動車、電機・精密が増加。前月比では航空・造船・輸送用機械のみ減少。自動車95.3億円(同月比8.3%増)と4ヶ月ぶりに同月比増、3ヶ月ぶり90億円超も、期末効果でも100億円大台に届かず低調継続。一般機械は197.8億円(同月比9.1%減、前月比41.9%増)と19ヶ月連続同月比マイナスも、期末効果があり9ヶ月ぶりの190億円超えに。なお産業機械向けを取り出すと183.0億円(同期比0.2%増)と、19ヶ月ぶりの同月比増加、1年ぶりに180億円超。電気・精密は71.5億円(同月比21.6%増)と14ヶ月ぶりに増加し底入れの可能性も。航空・造船・輸送用機械は17.7億円(同月比3.5%減)に。

 

 

3月販売15.2%減の1638億円、受注残は10.8%減の7570億円と10ヶ月連続同月比減

 3月販売は1638億円(同月比15.2%減)と低調続く。受注残高は7570億円(同期比10.9%減)と10ヶ月連続同月比減、6ヶ月連続同月比2ケタ減に。

 

 

2023年度工作機械受注は14.8%減の1兆4531億円と3年ぶり減少で過去8番目の金額

 2023年度工作機械受注は14.8%減の1兆4531億円と受注総額で3年ぶりの減少、1兆5000億円割れも、過去8番目の金額に。内訳は外需9956.2億円(11.4%減)で4年ぶりに減少し1兆円割れも過去5番目の数字。内需は4575.2億円(21.3%減)と3年ぶり減少。

 

 

 外需は主要3極全てで減少。アジアが4207.9億円(21.1%減)、この内中国は2614億円(28.3%減)、一方でインドが好調、全体では3年ぶりの5000億円割れに。北米は3220.7億円(3.4%減)と健闘。3年連続で3000億円超となり、過去2番目の水準。欧州は2246.4億円(2.6%減)と緩やかな減少に止まり、21年度から横ばい圏内の動きで3年連続2000億円超を確保した。また外需比率が2.6ポイントアップし68.5%に達し、2010年度の68.2%を抜いて過去最高比率に。

 

 

 

 内需の主要4業種では航空・造船・輸送用機械のみ増加し201.1億円(6.1%増)は3年連続増加に。一般機械は1929.4億円(18.8%減)、自動車991.9億円(23.12%減)と3年ぶりに減少。電機・精密は537.3億円(31.3%減)と2年連続減となり、減少幅も大きかった。

 

主要4社3月受注は2.6%減334億円と13ヶ月連続同月比減少、23年度は13.7%減

 日刊工業新聞が4/9にまとめた主要工作機械4社の3月受注実績は334億円(同月比2.6%減、前月比32.9%増)と同月比13ヶ月連続減少。内訳は輸出243.59億円(0.0%減)、国内90.44億円(8.8%減)。特に国内は17ヶ月連続で同月比減。芝浦機械を除き同月比減、輸出は牧野、ツガミが増加。牧野は米国向けに航空機向け受注増、ツガミは輸出が100.15億円(同月比35.7%増、前月比2.2倍)で春節休暇の反動増が寄与。

 

 

 4社の2023年度受注総額は3582.3億円(13.7%減)と、工業会より減少率は小さい。内訳は輸出2576.19億円(8.8%減)、国内1006.11億円(24.3%減)に。個別では4社全てで内外とも減少。オークマは1555.01億円(17.5%減)で減収幅が4社中最大で、内外とも2ケタ減少。ツガミも830.33億円(13.7%減)でこちらも内外2ケタ減に。

 

 

米国2月工作金属加工機械受注は同月比26.5%減の3.43億ドル

 4/9に発表された米国金属加工機械2月受注は3.4330億ドル(同月比26.5%減、前月比2.1%増)。ジョブショップが不振の一方、エンジン、タービン、電動装置向けが好調に推移、している。この要因はグリーンエネルギーに対する政府の奨励金などが寄与している。

 

 AMT事務局コメントとして年初からの予測を下回って推移も、インフラ関連、航空宇宙関連が好調で今後挽回が期待されるとのこと。但し、ジョブショップの回復が遅れることが懸念材料。なお金属加工プロセズの2024年受注は8%増265億ドル程度を予測している。

 

 

 

(H.Mirai)

 

 

 

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