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パナソニック エナジー、次世代の蓄電池人材育成に向けて「MIRAI奨学金」を新設し募集を開始

 2024年4月22日、パナソニックエナジーは「パナソニック エナジー、次世代の蓄電池人材育成に向けて「MIRAI奨学金」を新設し募集を開始」を発表した。詳細は以下。

 

 パナソニック エナジー株式会社(本社:大阪府守口市、社長執行役員:只信 一生、以下 同社)は、リチウムイオン電池業界のリーディングカンパニーとして、脱炭素社会の実現のために欠かせない蓄電池産業の発展を支える人材育成の支援を目的に、この度、「MIRAI奨学金」制度を新設し、本日より募集を開始する。

 

 日本政府は、2050年カーボンニュートラル実現のカギとされる蓄電池の製造に係る人材を育成するため、2030年までに蓄電池人材をサプライチェーン全体で3万人育成・確保するという目標を掲げている。蓄電池は、脱炭素社会のインフラや経済安全保障の観点から重要な産業分野と位置付けられているため、今後もグローバルで市場拡大が予測されており、人材の育成・確保は喫緊の課題。そのような中、電池の開発・製造を100年以上行ってきた同社が持つ技術力を次世代に繋ぎ、同社の競争力強化ならびに国内における電池関連の人材育成に貢献することを目的に、本奨学金制度を新設した。

 

 本制度では、同社選考委員会の選考を経て選出された大学3年生、または大学院1年生の理系学生に対して年間50万円の奨学金を支給することで、研究活動に集中できる環境づくりを支援する。また、奨学生は、同社の技術者で構成された社内コミュニティに参加することで、グローバルな電池業界の最前線で活躍する技術者と継続的に接点を持ち、業界の最先端の動向、電池業界で働くやりがいや魅力に触れることができる。研究活動や将来のキャリアビジョンへのアドバイスなど、社員との交流のなかでキャリア形成の支援も実施する。

 

 社長の只信 一生は、「世界が環境課題に直面しエネルギーの大きな転換期を迎えるなか、私たちは、電池というソリューションをもって、ミッションに掲げる『幸せの追求と持続可能な環境が矛盾なく調和した社会の実現』に向けて日々取り組でいます。将来の電池産業の発展に繋がる研究を全力で応援し、皆さんの若く柔軟な発想で、未来を変える新しい発見や発明が生み出されることを大いに期待しています。」と述べている。

 

【MIRAI奨学金の概要】

応募資格:2024年4月時点で大学3年生または大学院1年生であり、今後の電池業界発展に貢献したいと考えている理系学生

     パナソニック エナジー技術社員コミュニティ活動に参加できること(年2-4回程度)が条件

募集人数:20名

支給額と期間:1年間で50万円※返済義務なし

       最長2年間(1年目終了時に成果報告を実施し、2年目の支給を判断)

応募と選考:応募書類を郵送。応募詳細は同社奨学金サイトに記載https://recruit.jpn.panasonic.com/organization/energy/scholarship/index.html

      応募書類をもとに書類・面接にて選考を行ない、8月に合格通知予定

応募締切:2024年6月28日(金)必着


 

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