新着情報

2025/06/16   東京製鐵の鉄スクラ...
2025/06/15   非鉄各社26/3期...
2025/06/15   中国鋼材在庫(6/...
2025/06/15   LMEの現物と先物...
2025/06/15   週刊バッテリートピ...
2025/06/15   2025年4月 ア...
2025/06/14   インド、日本向けレ...
2025/06/14   チタン:国内2社を...
2025/06/14   日本製鉄: USス...
2025/06/14   MARKET TA...
2025/06/13   DOWA子会社が村...
2025/06/13   米国、サモア沖の海...
2025/06/13   神鋼商事、田口金属...
2025/06/13   レアアース市場近況...
2025/06/13   Fe scrap ...
2025/06/13   日本が中国製ソーラ...
2025/06/13   環境省 中環審の脱...
2025/06/13   トクヤマ他 使用済...
2025/06/13   NdPr金属・Nd...
2025/06/13   レゾナック、日本製...

インジウム相場高騰の裏にVital社の影?

インジウム相場が高騰していることは既述しているが

https://www.iru-miru.com/article_detail.php?id=67695

その理由として、中国の輸出管理対象となる噂、やヘテロジャンクション型の太陽電池向けでインジウム需要が増加、それにのった先物買い、というのが現状のストーリーではあるが、この背景に登場してくるのがインジウムをはじめとしてガリウム、セレン、テルル、ビスマス、ゲルマニウムなど機能性材料のトップ企業であるVital Mataerialsである。

 同社はかつて、やはりインジウムが高騰した2014~2015年に雲南省はFanyaで大活躍した企業である。2016年にFanyaが破綻し、在庫整理を行った際、当時3600トンものインジウム(と思われる)在庫を引き受けたのがVital社であった。

 

 その在庫を原料としてITOなどインジウム加工製品まで生産している、と思われていたのだが、業界内では、実はまだその在庫を同社は保有しており、この上げ相場を利用して昔の在庫を売り捌くことを目論んでいるのではないか、とささやかれている。

今のインジウム市場でもっとも高いのは中国。韓国から中国へとインジウムの売りが急増しているとも聞く。

 しかしもしもこの上げ相場がVital社の「自作自演」であったならば?かつてFanyaでみられた急騰と急落という砂上の楼閣を再現することになる。ありとあらゆる意味で今後の展開が注目されるインジウム相場である。

 

(iruniverse yt)

 

 

 

関連記事

関連記事をもっと見る