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東洋鋼鈑、電炉製原板の溶融亜鉛めっき鋼板を開発

樹脂化粧鋼板の用途例

 

 東洋製罐グループホールディングスの連結子会社である東洋鋼鈑(東京都品川区、甲斐政浩社長)は1日、従来の高炉製原板から電炉製原板への代替を図った溶融亜鉛めっき鋼板を新たに開発し、このほど販売を開始したと発表した。東洋鋼鈑のScope 3排出量(サプライチェーン全体の温室効果ガス排出量)の削減に寄与するとともに、樹脂化粧鋼板を使用する顧客の排出量削減も期待される。

 

 溶融亜鉛めっき鋼板は樹脂化粧鋼板の基材として使用されるが、樹脂化粧鋼板に電炉製原板を適用するにはフィルムと鋼板の密着性や製品の耐食性など様々な特性を満たす必要があった。東洋鋼鈑は電炉製原板の品質向上と、自社独自の化成処理技術の向上により課題を解決。新製品の開発へと至った。

 

 東洋鋼鈑は、「技術の可能性を追求することで新たな価値を生み出し、お客様とともに社会の発展に貢献」することを企業理念の存在意義に定め、企業活動を展開している。今後も、東洋製罐グループの中長期環境目標である「Eco Action Plan 2030」に沿って、環境に配慮した製品や製品ライフサイクルにおける環境負荷を考慮した製品の開発に努めていく方針。

 

 

(IRuniverse K.Kuribara)

 

 

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