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第3回オートモーティブワールドが開幕、中国新興EVメーカーの車両も国内初お披露目

多くの来場者が集まった展示会場

 

 自動車の最先端技術を展示する「第3回オートモーティブワールド【秋】―クルマの先端技術展―」(RX Japan主催)が4日、千葉市美浜区の幕張メッセで始まった。自動車メーカーや部品メーカー、自動車業界の新規参入企業などの来場が見込まれている。6日まで。

 

 隣接した会場で開かれた「第3回ネプコン ジャパン【秋】―エレクトロニクス開発・実装展―」と「第3回Factory Innovation Week【秋】」とを合算すると、出展社は前回の208社を上回る270社を予定。来場者も前回の約2万5000人を上回る2万8000人を見込んでいる。

 

 オートモーティブワールド展では、カーエレクトロニクス技術や軽量化技術、自動運転技術などの製品展示が並び、主催者によると、同展だけでも出展社が昨年から4社増えたという。

 

 とりわけ、電気自動車(EV)関連の製品出展は、70点を上回って最多。業界内外で高い関心が維持されていることがわかる。

 

 世界最大の販売数を誇る中国からは、新興のEVメーカー「Hozon New Energy」のブランド「NETA」も展示紹介されている。5人乗りのコンパクトEVで、タイなどでトップの売り上げを誇る車種だ。日本では初めてのお披露目になるという。

 

国内で初お披露目となった中国EVメーカーの車種

 

 日本国内では、ファブレス自動車メーカー「アパテックモーターズ」(東京都港区)が販売を取り扱っていく予定。EVとしては安価な300万円台での販売になる見込みで、年内には売り出したい方針だ。同社の野田智裕・リスク管理責任者は「新興EVメーカーでも、内装などが高品質にもかかわらず価格が抑えられている」とメリットを語る。

 

 また、今回特に注目を浴びつつあるのが、車両にソフトウェアを搭載し、機能や性能をバージョンアップできる「SDV」(ソフトウェア・デファインド・ビークル)という技術だ。展示会では26製品が並ぶ予定になっている。

 

 SDV技術で、目立った展示をしていたのが、「ホーソー・テクノロジー」(東京都江東区)。トラックやトレーラーのエンジンを改造してモーターを取り付け、電動化するソリューションを2、3年前から提供している。

 

ホーソー・テクノロジーのSDVソリューションを紹介する張さん

 

 モーターとコントロールユニットなどを一体で取り付け、管理するソフトウェアをバージョンアップしていくことで、制御の精度が高まっていくという。長さ直径174ミリ~450ミリの様々なモーターを8種以上備えている。同社の張皓嵐さんは「中型から大型の車両まで、適用できる車種が多いのが、ピーアールポイントだ」と訴えていた。

 

 

(IRuniverse J.K)

 

 

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