新着情報

2025/08/04   日本製鋼所:25/...
2025/08/04   バナジウム市場近況...
2025/08/04   JFE HD:26...
2025/08/04   双日、JOGMEC...
2025/08/04   三菱マテリアル、堺...
2025/08/04   三菱マテリアル、小...
2025/08/04   7月のアルミ概況お...
2025/08/04   日本の定置型電池(...
2025/08/04   7月の銅の概況及び...
2025/08/04   半導体向け ソーラ...
2025/08/04   中国のレアアースが...
2025/08/04   猛暑日本に! ヤー...
2025/08/04   タイヤ:25年6月...
2025/08/04   トヨタの有人与圧ロ...
2025/08/04   中国の電炉と高炉の...
2025/08/04   アジア・欧州・中国...
2025/08/04   レアメタル千夜一夜...
2025/08/04   中国内の人造黒鉛電...
2025/08/04   東京製鐵の鉄スクラ...
2025/08/04   海外の鉄スクラップ...

アルミ合金&スクラップ市場近況2025#2 価格転嫁進み国産ADC 5円上げ――焦点は春節明け

 国内アルミ合金とアルミスクラップ市況は高値圏での値動きが続いている。春節休暇(1月28日‐2月4日)入りで中国勢の買いが一服、スクラップはまちまちの値動きをみせているが、原料高を半周遅れで追う製品の国産ADC12は、合金メーカーが積み残し分の価格転嫁を目指し粘り強く交渉に臨んでおり、3日現在、1月中旬比5円高の1キロ400‐415円の水準にある。実需は引き続き盛り上がりを欠いているが、EUのロシア産アルミへの輸入禁止を含む同国向けの制裁案やトランプ米大統領によるアルミ、銅への関税賦課発言なども重なって、スクラップの指標になるLME相場(現物)は高値圏でもみ合っており、足元、国内相場の地合いが大きく崩れる展開は予想しづらい。春節休暇明けの中国勢の動向が当面の焦点になってきた。
この記事は会員限定です。お申込み確定後に続きをお読みいただけます。

今すぐ会員登録する ログイン

関連記事

関連記事をもっと見る