神島化学工業株式会社（本社：大阪市中央区、代表取締役社長：布川明）は、2月25日、パリ協定が定める温室効果ガス（GHG）の削減目標「Science Based Targets（以下SBT）※1」を認定する期間「SBTイニシアチブ（以下SBTi）※2」に対し、コミットメントを実施したと発表した。コミットメントとは、企業がパリ協定と整合するGHG削減目標を設定し、2年以内にその目標をSBTiに申請することを宣言するもの。

　神島化学では、2024年グッドデザイン・ベスト100にも選出された「CO2リサイクル製造システム」により2030年までに製造工程から直接排出されるGHG（Scope1）の排出をゼロとすることを掲げている。これ以外にも、工場での省エネルギー化、再生可能エネルギーの導入推進、廃棄物の有効利用など、サプライチェーン全体を通じたGHG排出量の削減に取り組む。

※1    パリ協定が定める水準と整合した、5～10年先を目標年として企業が設定する温室効果ガス削減目標。
※2    CDP（旧カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト）、UNGC（国連グローバルコンパクト）、WRI（世界資源研究所）、WWF（世界自然保護基金）の4機関が共同で運営する国際イニシアチブ。企業のGHG削減目標の評価を実施。

（IR universe rr）

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