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元鉄鋼マンのつぶやき#88 「静かの海」精錬所

 1969年、アポロ11号が月面に着陸した時のことをよく覚えています。その時に多くの月面の岩石を持ち帰り、その内の1つを大阪万博(前回の1970年の時)で展示し、当時中学生だった私も見物しました。それらの石を分析した結果、イルメナイトが多く含まれていることが判明しました。当時のNHKの解説委員だった村野賢哉氏が興奮気味に「月には未来の金属であるチタンが豊富にあるのです」と解説していましたが、誰も反応しませんでした。当時、日本のチタン産業は黎明期であり、主要な需要家である航空機産業も未発達だったからです。それに資源が豊富だとしても月世界では何の意味もありません。
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