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JFEスチール 西日本製鉄所内基幹システムのオープン環境移行完了へ

大規模一貫製鉄所基幹システムがオープン環境へ完全移行
~西日本製鉄所(倉敷地区)におけるDX推進~
 
 当社はこのたび、JFEシステムズ株式会社(本社:東京都港区、社長:大木哲夫)およびアクセンチュア株式会社(本社:東京都港区、社長:江川昌史)の支援のもと、西日本製鉄所(倉敷地区)基幹システムを国産メインフレーム(富士通株式会社製)からオープン環境に完全移行しました。
 
 当社は、各製鉄所・製造所の基幹システム刷新を各地区並行して推進しており、既に仙台製造所のオープン化を完了し、倉敷地区においては、5,000万STEP以上の大規模システムを段階的に移行してきました。本年2月に倉敷地区の製鋼および棒線領域を移行し、4年5か月の短工期で倉敷地区基幹システムの刷新が完了しました。なお、これにより全製鉄所・製造所基幹システムの6割がオープン化しております。
 
 当社製造部門の基幹システム刷新では汎用的なパッケージ適用ではなく、長年にわたる独自の製造技術が蓄積されたシステムの価値を重視しています。業務ロジックはそのままでレガシー言語からオープン言語に変換しつつ、プラットフォームは最新のクラウド環境へ移行します。全社完全オープン化に向けて、社内でのノウハウ蓄積により各地区とも順調に進捗しており、2025年度末完了を目指して引き続きシステムリフレッシュを進めてまいります。
 
 当社は今後とも、革新的な生産性向上および安定操業の実現を目指し、豊富に蓄積したデータ資産を最新のデータサイエンス・AI等を通じて積極的に活用していくことで、企業価値のさらなる向上に努めてまいります。また、国難ともいえる『2025年の崖(※)』問題をはじめとして、システム刷新に課題を持つ製造業を中心とする企業に対して、システム刷新のノウハウ提供などによる支援も実行してまいります。
 
 (※)2025年の崖…経済産業省が2018年に発表したDXレポートにおいて、既存のITシステムの複雑化・老朽化・ブラックボックス化、システム運用・更新に携わるIT人材不足やサポート終了等により、2025年以降最大12兆円/年の経済損失が生じる可能性があると指摘されている。
 
<倉敷地区システムリフレッシュ概要>
着工 : 2020年10月
完工 : 2025年2月
従来システム : プログラミング言語
システム規模 COBOL
5000万STEP以上
新システム : プログラミング言語 Java
 
西日本製鉄所(倉敷地区)全景 倉敷地区製鋼工場
 
西日本製鉄所(倉敷地区)全景 倉敷地区製鋼工場
 
 
【関連URL】
 
製造拠点初の基幹システムオープン環境への完全移行
~仙台製造所におけるDX推進~
https://www.jfe-steel.co.jp/release/2022/11/221107.html
 
基幹システム刷新ノウハウの提供によるシステム刷新遂行支援を開始
https://www.jfe-steel.co.jp/release/2024/11/241125.html
 
アクセンチュア株式会社HP
https://www.accenture.com/jp-ja/case-studies/natural-resources/jfe-steel-modernization
本件に関するお問い合わせは、下記にお願い致します。
JFEスチール株式会社 総務部広報室 TEL 03(3597)3166
 
(IRuniverse Ryuji Ichimura)
 
 
 

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