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豊田通商、JOGMECのナミビア・レアアース探査プロジェクトに参画

2026/03/19 10:17 FREE
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豊田通商、JOGMECのナミビア・レアアース探査プロジェクトに参画

 豊田通商は18日、JOGMEC(独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構)がアフリカのナミビア共和国で推進するレアアース探査プロジェクトに共同開発事業者として参画することになったと発表した。2020年からJOGMECがカナダのNamibia Critical Metals Inc.と共同でナミビアで取り組んでいる探鉱プロジェクトで、EV(電気自動車)モーター用の永久磁石に欠かせない重希土類(ディスプロシウム、テルビウムなど)が含まれていることが確認されているという。

 

 発表によると、同探鉱プロジェクトは、ナミビア共和国北部に位置するクネネ州ロフダル(Lofdal)地域に位置し、事業化に向け段階的な調査・検討が実施されてきている。26年1月の段階で、予備的事業化可能性評価を作成するフェーズまで進んでおり、2026年度中をメドに事業化に向けた最終的な判断が行われる予定という。

 

 豊田通商では、JOGMECが有する権益オプションの一部を引き受け、同社が保有するレアアース精錬事業や磁石・レアアースサプライチェーンの知見を活かして、事業化可能性評価をJOGMECと共同で実施する計画だ。
 

 同社では「本プロジェクトを通じて、JOGMECを始め関係各所と連携しながら将来的な事業化・開発の開始を目指すとともに、日本の重要鉱物のサプライチェーン強靭化に貢献していく」としている。

 

 レアアースを含む重要鉱物は、生産や精錬が特定の国・地域に偏在していることから、供給の安定性や経済安全保障の観点で課題が指摘されている。こうした状況を踏まえ、日本政府およびJOGMECは、重要鉱物の安定確保とサプライチェーンの構築・強靭化に向け、資源国や民間企業との連携を進めてきている。

 

(IRuniverse G・Mochizuki)

 



 

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