【ご案内】SMM中国寧波「電池リサイクル国際会議」-日本企業限定・参加費無料招待

世界的なEV(電気自動車)の普及が加速する中、電池は人々の生活に欠かせないエネルギー貯蔵デバイスとして急速にその役割を広げています。一方で、電池の大量生産と廃棄による資源の浪費や環境汚染といった問題が深刻化しており、持続可能なリサイクル技術の確立が喫緊の課題となっています。
このような背景から、政府・企業・研究機関が一体となって電池リサイクルの制度整備と国際協力の強化に取り組んでおり、その一環として、SMM(上海有色網)が主催する「GBRC 2025 SMMバッテリーリサイクル・循環産業大会」が、2025年8月14日〜15日にかけて中国・浙江省寧波市にて開催されます。
本会議は、中国国内外の主要バッテリーメーカー、リサイクル企業、資源貿易業者、研究機関、政策担当者が一堂に会し、最新の業界動向、技術革新、貿易機会、政策解釈について意見を交わす国際的なプラットフォームです。
◆ 今回の注目ポイント ― 「ブラックマス輸入の解禁」
2025年7月より、中国政府は正式にブラックマスの輸入を解禁する予定です。これにより、日本を含む海外のリサイクル業者やトレーダーにとって、中国市場へのアクセスとパートナーシップ構築の新たなチャンスが生まれます。
SMMでは、この制度変化を契機に、日中間の電池資源循環における協力を促進したいと考え、日本のリチウム電池・鉛蓄電池リサイクル業者およびブラックマス関連トレーダー企業を対象に、参加費無料での特別招待を実施いたします(通常参加費:3,800 CNY/人)。
◆ イベント概要
名称:GBRC 2025 SMMバッテリーリサイクル・循環産業大会
日時:2025年8月14日(木)~15日(金)
場所:シェラトン寧波東港ホテル(Sheraton Ningbo Hotel)
主催:SMM(上海有色網)
▶ 詳細はこちら:公式サイト
◆プログラム(抜粋)
- 鉛・リチウム電池リサイクル業界の現状と政策動向の解説
- ブラックマスの輸出入政策の展望と貿易機会
- 海外市場におけるバッテリー資源再利用のトレンド分析
- 産学官ラウンドテーブルディスカッション(CATL、BYD、GEM等 参加予定)
- AI・自動選別・湿式精錬等の最新リサイクル技術の紹介
- 二次鉛・再生資源に関するクローズド会議
- ガラディナーとネットワーキングセッション
過去の参加企業には、GEM、Brunp、Huayou、CATL、BYD、Camel Group、Tiannengなど、アジアを代表する企業が名を連ねています。
◆ 日本企業向け特別ご招待枠
以下のような日本企業様を、参加費無料でご招待いたします:
- リチウムイオン電池・鉛蓄電池のリサイクル企業
- ブラックマス関連の輸出・取引企業
◆ お申し込み・お問合せ
担当者:リン
Email:lin★iruniverse.co.jp(★を@に変換してください)
Tel:03-5847-6015
資源循環と環境保全の最前線に立つこの国際会議を通じて、中国市場への理解を深め、将来的な協業・取引の道を探りませんか。
皆さまの積極的なご参加を心よりお待ち申し上げております。
(IRuniverse)
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