昭和通商 農水省プラ代替資材導入推進事業に認定!生分解性樹脂リサイクルプロジェクト
農家の生産性向上につながるPost-Industrial Recycled material(PIR材)を使った製品化を計画
化学品や合成樹脂、金属・セラミックスなど素材の総合商社である昭光通商株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:渡邉 健太郎)は、7月31日、農林水産省の令和7年度プラスチック代替資材導入推進事業(プラスチック資材の実用化)に採択されたと発表した。
1. 事業の概要
同事業は、農業生産現場において、プラスチックの使用削減・適正回収・リサイクル等に係る取組の重要性が高まっていることから、プラスチックの排出を抑制する観点で、紙・生分解性プラスチック等を使用したプラスチック代替資材の実用化の検討、普及のための情報発信を支援するもの。昭光通商は同事業を活用し、生分解性樹脂のマテリアルリサイクル(生分解性樹脂のマテリアルリサイクル(Post-Industrial Recycled material(PIR材))を使った製品)を目指す。
2. 事業の社会的意義
同事業では、生分解性樹脂のマテリアルリサイクル(Post-Industrial Recycled material(PIR材))を行うことにより、生分解性樹脂を使った製品の生産工程で発生する廃プラスチックの削減と再利用に取組む。
環境(E):プラスチックごみ削減、生分解性素材の活用 社会
(S):農業従事者の生産性向上、国内の農業への貢献 ガバナンス
(G):資源循環型の製造プロセスによる持続可能な事業モデル
3. 今後の展望
2025年 原料・製品の評価、実証実験 2026年 再調整、評価、実証実験 2026年秋 製品上市(予定) ※製品の上市後は、国内だけでなく海外を含めた展開を目指す。
(IR universe rr)
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