4日、非鉄製錬各社から発表された1月スタート建値は、キロ当たり銅建値40円引上げの1,180円、亜鉛は9円引き下げの469円、鉛建値は据え置きの330円。
日本伸銅真鍮削粉が1月1回目の改定で20円値上げの856円でスタート。
LME銅相場は前月中盤過ぎまでは、オミクロン株の感染拡大による各国の規制強化を警戒して軟化したが、下落による値ごろ感に加え感染拡大に対して警戒感が緩和、世界的な株高、原油など商品市場の反発などを受けて、買い優勢となった。いっぽうLME亜鉛相場は、電力コスト高からの精錬事業所の操業停止が長期化するとの見方で急騰、現地22日には2か月来高値、3М物で3,531.5ドルが終値となっていたが、終盤利益確定売りや年末の玉整理などで軟化、29日には3,513.0ドルまで下落した。末日にかけやや買い戻されるも薄商いで終了。
為替は12月確定時12月28日TTS115.95円円に対し、足下116.44円で49銭の円安。
LME銅相場 3ヶ月

LME亜鉛相場 3ヶ月

LME鉛相場 3カ月

ドル円為替相場 3ヶ月


(IRUNIVERSE S.Aoyama)