地味ながらもITデジタル社会には欠かせないメタルのひとつ、スズは一昨年からこうしたデジタルdemandに牽引されトン2万ドルを超え、3万ドルを超え、今年3月には4万ドルも超えた。5万ドルも射程距離に入っていたが、他メタルと同様に中国のロックダウン拡大による素材需要の減少などでダウン。5月は下げに傾きやすい季節だが、今年はそれまでの高値もあり一気に1万ドルもの下げを喫したのが日本の連休明け。
昨年から続く半導体およひ部品不足による自動車の減産、米利上げ、エネルギー高による欧州景気後退、終わりの見えないロシアウクライナ戦争。。とリスクはそこかしこに点在している。まかり間違えば世界景気が萎んでいく可能性も否定できない。
LMEスズ相場の推移 3年
スズリサイクラー、精錬業者にとっては、短期的にはマイナスが膨らんだこの5月だが、今後は?
というターニングポイントを迎えているなか、来月早々に国際スズ協会はカナダのトロントで国際会議を行う。
要旨は以下。6月7日〜9日までトロントに世界のスズ関係者が一同に会する。日本およひ日系企業も出席する。
→ https://www.internationaltin.org/2022-international-tin-conference/
MIRUでは会議が始まる7日から現地の雰囲気含めて速報を配信していく。
(IRuniverse YT)