2023/12/22 16:10
文字サイズ
2022年までの高値波乱から一転、安値波乱が見舞った1年だった。指標となる(99.5%、China)で22日現在、1トン9万6,500元(仲値)と年初比でみた下げ幅は82%を記録。とりわけ、10月中旬の小反発場面から反落した後は毎週年初来安値を更新するような展開が続いた。22年までの高値市況が引き出した増産投資効果で供給事情が好転する一方、過当競争に陥っている電池メーカーなどが在庫調整に手間取り、サプライチェーンでの目詰まり現象が目立ったためだ。なお下げ余地を残した形で年明けを迎えることになった。
この記事は会員限定です。お申込み確定後に続きをお読みいただけます。
新着記事
信越化学:希土類価格の上昇は同社にとってはプラス。何故、同社の希土類磁石が強いのか考察。
2025/10/26
週刊バッテリートピックス「GOTO、廃電池回収視野に新開発」「CATL41%増益」など
2025/10/26
レアメタル千夜一夜 番外編 高市新首相の所信表明演説の骨格と「危機管理投資」から特別寄稿
2025/10/26
【ICM Asia 2025 in 上海】 Suzler工場見学にIRuniverse特別招待!
2025/10/25
FREE
高炉3社:26/3期2Q決算は、各社とも本業は厳しい
2025/10/25
電池リサイクル最前線:中国GEM・Brunpに聞く調達とESG展開 ― 東京バッテリーサミット(2026年3月)参加へ ―
2025/10/25
MARKET TALK 現地10月24日 Cuは12月の米利下げ観測で続伸、Al・Niが小反落
2025/10/25
黄銅棒メーカー、真鍮削粉が最高値水準に‼――相場とは裏腹に実需は……
2025/10/24
MIRUグローバルチーム 秋の中国(厦門&江西省)ツアー 2025 アーカイブ
2025/10/24
FREE
豪サンライズ、米ロッキードにスカンジウムを供給へ 生産量の25%、脱中国依存目指す
2025/10/24