国際ニッケル研究グループ(INSG)のデータによると、昨年、2023年11月の世界のニッケル市場は3万5300トンの余剰となり、前年同期の7800トンの余剰から大幅に増加した。2023 年 10 月の26,000 トンの余剰からも増加している。
2023 年の最初の 11 か月間では、前年同期の 80,200 トンのSurplusに対し、212,500 トンとさらに供給過剰が拡大している。
LMEニッケル相場は足元、トン当たり16,000ドル前後で低位安定。LMEニッケル在庫は69,000トンと2022年5月頃の水準まで増加。ニッケル相場のさらなる下落が予想されるところ。
(最近1年間のLMEニッケル相場の推移 $/ton)

(IRUNIVERSE/MIRU)