2024/06/07 17:10
文字サイズ
リチウム市況に再び下押し圧力が掛かっている。7日現在、主要指標の炭酸リチウム(99.5%、China)で1トン10万1,500元(仲値)の水準にあり、4月下旬に比べて9,000 元値を消した。メーデー休暇(5月1日‐5日)明けの在庫手当ての動きが盛り上がりを欠き、高値圏にあった主原料のひとつであるスポジュメン市況の下げも重なったためで、足元なお弱気配が漂う。中国政府が4月下旬に公表したEV(電気自動車)などへの買い替え促進を狙った補助金支給が、弱気に傾いた市場の風向きをどの程度変える効果を持つのか、それが当面の焦点だ。
この記事は会員限定です。お申込み確定後に続きをお読みいただけます。
新着記事
レアメタル千夜一夜 第107夜 なぜ中国にレアメタル資源が集中するのか ― 熱水鉱床の謎を解く
2025/12/22
【年末企画 リチウム】10万元に迫る年の瀬相場――にじむ期待・思惑先行色
2025/12/22
八戸製錬 溶鉱炉 通常操業へ――三井金属 青森県東方沖地震で続報
2025/12/22
FREE
2025年10月 タングステンスクラップ輸出入統計分籍 輸出数量は2か月連続増加、累計数量・金額は依然大幅前年超え
2025/12/22
UACJ:航空宇宙・防衛材事業に関する事業説明会開催(航空宇宙・防衛分野で使用されるアルミ合金)
2025/12/22
UACJ:航空宇宙・防衛材事業に関する事業説明会開催(航空宇宙・防衛材事業本部の発足)
2025/12/22
【年末企画 レアアース】上昇、中国規制に揺れた1年 酸化イットリウム3.6倍高に
2025/12/22
三菱製鋼、インドネシア子会社のJATIM社が「グリーンインダストリー」認証を取得
2025/12/22
FREE
環境省 令7有害廃棄物不法輸出入防止のアジアネットWC結果公表
2025/12/22
FREE
三菱RtM、カザフ資源ERGとガリウムの供給契約を締結 日中央アジア首脳会合に伴い
2025/12/22