2024/07/01 18:14
文字サイズ
国内アルミ合金とアルミスクラップの足元の市況はスクラップの一部に調整色が出る一方、合金は水準を切り上げ、1日現在、国産ADCで6月中旬比5ー8円高の1キロ400‐405円で推移している。2カ月スパンでの価格転嫁遅れで改めて鮮明になった「原料高・製品安」の解消へ、合金メーカーが粘り強く値上げ浸透に動いているためだ。スクラップは指標となるLME相場が6月中旬以降、直近のピークから一段安い1トン2,400ドル台のボックス圏で推移。これに中国景気の低迷を映した中華系問屋の買い出動機会の減少も重なり需給は緩和する方向にある。目先、原料・製品で明暗を分ける相場展開が続きそうだ。
この記事は会員限定です。お申込み確定後に続きをお読みいただけます。
新着記事
アビツ、HARITAら6社がCEチャレンジャーズ結成―アルミサッシの水平リサイクル実現へ
2025/10/28
FREE
リオティント、豪最大のアルミ製錬所トマゴ・アルミニウム 電力調達問題で操業停止の可能性浮上
2025/10/28
FREE
新旧民間航空機の受注納入について(25年9月)
2025/10/28
民間航空機受注納入統計(25年9月)
2025/10/28
大和工業:Nucor(米国)が25年7-9月の決算を発表
2025/10/28
RECOTECHと啓愛社 ELV規則対応に向け自動車部品解体でのトレーサビリティ実証
2025/10/28
FREE
25年リチウム市況#9 反発局面迎える――米中摩擦の一時休戦など強材料揃い、4,500元戻す
2025/10/28
元鉄鋼マンのつぶやき#136 黒色市場の駆逐・撲滅について考える 厦門出張報告番外編
2025/10/28
2025年8月フェロクロム輸入統計分析 高炭素品は累計数量で前年超え、金額は前年割れ
2025/10/28
千葉県内初!市原市 タケエイとプラ資源中間処理及び再商品化業務で基本協定を締結
2025/10/28
FREE