三菱ガス化学株式会社(本社:東京都千代田区、社長:藤井 政志)は、9月5日、同社水島工場で生産するメタ キシレンおよび、その誘導品であるメタキシレンジアミン(以下、MXDA)で、持続可能な製品の国際的な認証制度の一つである ISCC PLUS 認証を取得したと発表した。認証取得により、同社は今後持続可能な原料をマスバランス方式によって割り当てた ISCC PLUS 認証メタキシレンおよび MXDA の製造・販売が可能となる。
メタキシレンは農薬の原料として使用されるほか、同社の製品である MXDA や高純度イソフタル酸等の原料としても使用される。MXDA は優れた防食性、耐薬品性を持つことから塗料や接着剤の原料に使用されるほか、ガスバリヤー性に優れた MX ナイロンの原料としても使用されます。高純度イソフタル酸は PET 樹脂の副原料等に使用されます。
なお、原料の調達について、ENEOS 株式会社からマスバランス方式を活用したサステナブルな供給を受けることを検討しているという。
(IR universe rr)