リデュース・リユース・リサイクル推進協議会(3R推進協議会)は28日、令和6年度リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰式を都内で開催した。大成建設・日本通運が内閣総理大臣賞に輝いたほか、環境大臣賞には地域内のオンライン掲示板サービスを展開するジモティーが選出された。
ジモティーと東京都世田谷区はリユース拠点に持ち込まれた再使用可能品を地域情報サイト「ジモティー」を通じて販売・譲渡する官民連携の仕組みを構築した。21~22年度の実証事業のリユース実績は合計で4万4300品、226トンに及ぶ。23年度以降の本格実施期間では、世田谷区の清掃・リサイクル普及啓発施設で従来から行われていたリサイクルに関する企画展示や市民向け講座を拡充するなど、啓発活動にも注力した。
6年度の推進功労者等表彰は全国から74件の推薦案件が寄せられ、審査の結果、各大臣賞計8件、会長賞6件の全14件が受賞した。
(IRuniverse K.Kuribara)