2025/03/10 16:06
厳しい寒さに季節の移ろいを忘れてしまいがちだが、暦の上では春を迎えてすでに1カ月。LME銅相場が春の嵐の予感に揺れている。上値を試し続けるニューヨーク(NY)相場の突風にあおられて、徐々に水準を切り上げ、気が付けば1トン9,500ドル(現物)台を回復。9,000ドルの大台を割っていた2月上旬からの上げ幅は600ドルを超えた。脚本・演出・監督・主演の一人四役で、その舞台を提供したトランプ大統領劇場はまさにこれからが佳境入りである。待ち受けるのは乱高下を繰り返すジェットコースター相場、それとも上昇を続けるロケット相場なのか。為替領域にも踏み込んで大胆な発言を繰り返す主役の奔放さ、予測不能である。我らが堂林記者も取材に追われ、少々お疲れモード。こんな時頼りになるのは、やはり師匠。早速会う約束を取り付けた。
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