UACJは、ドイツのデュッセルドルフにアルミ板営業と技術サービス活動を行う新会社UACJ EUROPE GmbHを2025年4月に設立すると発表した。資本金は25,000€(約402万円)で、従業員数は4名となる見込み。欧州・中東・アフリカといった今後成長が見込める市場へのグローバル拠点強化を目的としているという。
これまで国外の板事業では、米国のTri-Arrows Aluminum Inc.とタイのUACJ (Thailand) Co., Ltd.の2拠点を軸に、幅広い品種と地域をカバーするグローバル供給体制を築いてきた。
現在UACJは、ドイツに自動車熱交材の営業を担うUACJ ELVAL HEAT EXCHANGER MATERIALS GmbHを有しているが、新会社では欧州・中東・アフリカ向けの缶材や空調用フィン材などの営業と技術サービスを行う。
(IRuniverse G・Mochizuki)