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1月は再開から4カ月目で、前月から倍増近くとなり、韓国向け再開後、初の4ケタ、1,527トンを記録した。
明細は下記表のとおり。単価については国内相場に若干上乗せした水準で、輸出規制をクリアするための付加的処理費の部分だろう。見ての通り円表示ではほとんど目立った変動はなく、ここから判断する限りでは円建てでの取引となっていると思われる。
2月末以降国内相場は軟調に転じるようだが、輸出単価への波及は3月以降になるのではないか。
また一方で
「韓国向けの輸出枠はそれほど多くなく、追加の枠もとれていない(はず)なのでじきに止まる(はず)」とは大手鉛二次精錬メーカーのご意見。
申告税関は相変わらず東京と博多が主力となっている。
現状は韓国系商社2社の取り扱いだが、多くの業者の申請案件が政府に殺到していることから、先々は大きく風景が変わる可能性は大ではないかと思われるが、通関地で見るとまだ大きな動きはないようだ。
国内鉛バッテリースクラップ(JPY/Kg)相場推移 1年
(IRuniverse/MIRU S. Aoyama)