2025/05/02 19:22
文字サイズ
国内アルミ合金とアルミスクラップ市況に一段と調整色が広がってきた。指標となるLME相場(現物)は4月上旬に大きく下げた後、戻り基調にはあるものの、一時ほどの勢いはなく、実需の裏付けも欠いて先安観が強いためだ。主要スクラップは2日現在、4月中旬比で軒並み1キロ15ー20円幅で値を消し、製品の国産ADCも同比5‐10円安の1キロ370‐395円水準まで下げ進んできた。節目の400円を高値で割り込むのは、2024年9月中旬以来になる。米国発の関税騒動をきっかけに下げに転じたアルミ関連市況は、連休による滞貨の発生も予想され、連休明け後も下値を探る展開が続きそうだ。
この記事は会員限定です。お申込み確定後に続きをお読みいただけます。
新着記事
信越化学:希土類価格の上昇は同社にとってはプラス。何故、同社の希土類磁石が強いのか考察。
2025/10/26
週刊バッテリートピックス「GOTO、廃電池回収視野に新開発」「CATL41%増益」など
2025/10/26
レアメタル千夜一夜 番外編 高市新首相の所信表明演説の骨格と「危機管理投資」から特別寄稿
2025/10/26
【ICM Asia 2025 in 上海】 Suzler工場見学にIRuniverse特別招待!
2025/10/25
FREE
高炉3社:26/3期2Q決算は、各社とも本業は厳しい
2025/10/25
電池リサイクル最前線:中国GEM・Brunpに聞く調達とESG展開 ― 東京バッテリーサミット(2026年3月)参加へ ―
2025/10/25
MARKET TALK 現地10月24日 Cuは12月の米利下げ観測で続伸、Al・Niが小反落
2025/10/25
黄銅棒メーカー、真鍮削粉が最高値水準に‼――相場とは裏腹に実需は……
2025/10/24
MIRUグローバルチーム 秋の中国(厦門&江西省)ツアー 2025 アーカイブ
2025/10/24
FREE
豪サンライズ、米ロッキードにスカンジウムを供給へ 生産量の25%、脱中国依存目指す
2025/10/24