
三菱HCキャピタルは2日、EVデータ活用事業を運営するMobiSaviとの業務提携契約を同日に締結したと発表した。EVの普及と適切な資源循環の実現をめざす。
MobiSavi はEV導入支援ツール「FACTEV」などを提供し、国内における新車・中古車EVの普及に取り組む企業。MobiSavi が有する独自の EV 性能予測技術は、計測機器が不要で、かつマルチブランドの車種に対応。広範な予測データの取得が可能であるため、高い評価を受けている。
具体的には、▽三菱HCキャピタルが保有するデータを活用したバッテリー寿命評価実験▽経済価値を残価として反映した新たなEVリースモデルの構築▽中古 EVから取り外したバッテリーを定置型蓄電池として再利用するなどの新ビジネススキームの創出――といった取り組みを推進する方針だ。
(IRuniverse K.Kuribara)