超すに超されぬ1キロ5－10円の価格の壁――。グリーンアルミのプレミアムを巡る話である。カーボンニュートラル、サーキュラーエコノミーといった時代を彩る言葉が巷にあふれるが、いざ価格交渉になると、このプレミアムがすんなり受け入れられ、通るほど、時計の針はまだ進んでいないという。2050年のCO2排出ネットゼロを実現する切り札として、軽量でその加工性の良さから改めて自動車業界などの注目を集めるアルミ。そんな主役が直面する2025年問題のいまを追ってみた。
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