アサヒセイレングループはこのほど、同グループのSANが新保軽合金工業(富山県高岡市)のアルミリサイクル事業を譲り受けることで合意し、事業譲渡契約を締結したと発表した。対象は二次合金・アルミドロス事業で、当面は、ドロス事業に注力するという。事業譲渡の完了日は7月31日の予定。
なお、同グループでは現在、富山県射水市内で新工場建設も計画しており、2026年秋頃の稼働を目指している。同社では「新保軽合金工業の歴史を引き継ぎ、北陸地域でのアルミリサイクルに貢献していきたい」としている。
(IRuniverse G・Mochizuki)