基準となるLME銅相場の動きは、8月1日からの50%関税施行で精製銅が除外されたことを受け、米への銅流入が停止、供給過剰懸念と銅製品への需要懸念で前半は軟調に推移。中盤は12日発表の8月の米消費者物価指数(CPI)が落ち着いた数字となり、9月の米利下げ観測が強まりから買い優勢となった。後半は上海株の急反落を受けて転売の動きが顕著となっていったん軟化、終盤8月の米個人所得・支出が事前予想通りでインフレの落ち着きを示し、9月の米利下げ観測に加え、年内のさらなる利下げ期待の強まりなどで約1カ月ぶり高値に達した。月間LOWは1日CASH 9,535.5ドル、3M9,594.0ドル。HIGHは29日CASH 9,805.0ドル、3M9,877ドル。
月間平均では、CASH物で前月9,778ドルが9,646ドル、3М物で同じく9,787ドルが9,730ドル(小数点以下四捨五入)と揃って下落。終盤の上昇分も中盤までの頭重い値動きを補填するには至らなかった。
LME8月亜鉛相場は、ほぼ後半まで銅に連動するも最終盤での銅の急上昇に対して反対に失速して引けた。月間LOWは1日CASH 2707.0ドル、3Mは2,715.0ドル、HIGHは、13日のCASH 2,841.5ドル、3M2,846.0ドル。月間平均ではCASH物で7月2,759ドルから8月2,784ドル、3M物で同じく2,767ドルから2,792ドルへ(小数点以下四捨五入)それぞれ25ドルほどの上昇となった。
LME亜鉛 VS LME銅相場推移($/トン) 3カ月

LME在庫は、10万トン水準からスタート、一貫して減少5万トン央水準まで低下。キャンセルワラント比率は前月51%台から終盤36%まで急低下した。
国内亜鉛建値は、スタート6円引き下げ475円からLME堅調と反対に、6日12円引き下げ463円まで降下。18日に12円引きあげて475円に戻し。その後LME軟調に対して小幅引下げたものの26日に481円に上方修正となって確定となった。月間平均は前月464.80円に対して471.60 円で、6円80銭高の続伸となった。
LME亜鉛($/トン、左軸) VS 国内亜鉛建値(JPY/kg)推移 1カ月

(2025年7月~8月のLME亜鉛相場&在庫の推移一覧)

国内建値推移(JPY/Kg)

(IRUNIVERSE S. Aoyama)
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