東京製鐵が9月16日に発表した9月の生産計画は、前年同月比9.6%減(3ヵ月連続)の23.5万トン。前月比では17.5%増(3ヵ月ぶり)。鋼種別の生産計画は以下の通り。
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〇鋼種別生産計画
内訳は、H形鋼が8.0万トン、ホットコイルが10.0万トン、厚板が4.0万トン、その他1.5万トン。H形鋼の前年同月比で14ヵ月連続の減産。なお、前年同月比の伸び率は図表2の通り。
図表1、鋼種別生産計画(万トン、%)

出所:会社発表資料よりIRU作成
図表2、鋼種別前年同月比伸び率(%)

出所:会社発表資料よりIRU作成
また、ホットコイルの国内外向けは、国内向けが9.0万トン、前年同月比25.0%減(17ヵ月ぶり)。輸出向けが1.0万トン、前年同月比2.0倍(19ヵ月連続)。
図表3、国内外向け販売計画(万トン、%)

出所:会社発表資料よりIRU作成
<参考>
図表4:鋼材売出価格推移(千円/トン)
出所:会社発表資料よりIRU作成
(IRuniverse 井上 康)