9月26日9時半、財務省は25年8月の貿易統計を発表した。電炉鋼メーカーが鉄スクラップを溶かす際に使用する人造黒鉛電極(以下電極)の輸出入状況は次の通り。
8月の電極輸出量は、前年同月比7.8%増の1,300トンと、2ヵ月連続で増加。前月比でも14.8%増(2ヵ月連続)。輸出平均価格は同12.8%下落し60.0万円/トンと11ヵ月連続で前年同月を下回った。前月比でも10.9%下落(2ヵ月ぶり)。なお、主要国別の輸出状況については、「黒鉛電極(25年8月):国別電極輸出状況」を参照。
図表1、人造黒鉛電極の輸出量と伸び率(千トン、%)
出所:貿易統計よりIRU作成
一方、電極輸入量は、前年同月比25.9%減の1,054トンと、5ヵ月連続で減少。前月比でも23.8%減(4ヵ月ぶり)となった。輸入平均価格は同22.3%上昇(2ヵ月連続)し、55.8万円/トン。前月比では5.2%上昇(2ヵ月連続)した。なお、主要国別の輸入状況については、「貿易統計(25年8月):国別電極輸入状況」を参照。
図表2、人造黒鉛電極の輸入量と伸び率(千トン、%)
出所:貿易統計よりIRU作成
<参考>
図表3、電極輸出入価格の推移(千円/トン)
出所:貿易統計・生産動態統計よりIRU作成
(IRuniverse 井上 康)