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泰和電気工業、創業70周年を記念―髙橋会長、田宮社長の功績称える

2025/10/10 18:01 FREE
泰和電気工業、創業70周年を記念―髙橋会長、田宮社長の功績称える

田宮社長(右)を称える髙橋会長

 

継電器の製造販売や金属リサイクル事業などを展開する泰和電気工業(東京都港区)は10日、創業70周年記念パーティーを東京都港区の第一ホテル東京で開催した。髙橋敦夫会長や田宮広和社長が挨拶を述べたほか、新事業計画の案内や永年勤続者表彰などを実施。社員や関係者のこれまでの功績を称えるともに、今後のさらなる事業の発展に向け、結束力を高めた。

 

 

冒頭挨拶で登壇した髙橋会長は、創業期からの長い道のりを振り返り、各時期の貢献者に対し感謝の意を伝えた。高橋会長によれば、バブル経済崩壊後の経営危機を支えたのは創業者・高橋勝氏の夫人による功績が大きいという。また、2000年以降については、「後任である田宮広和社長を中心に社員みんなが頑張ってくれて、2000年以降は黒字が積み重なり、余剰金が11億くらいある」と田宮社長の手腕を高く評価した。

 

記念パーティーでは、永年勤続者表彰に加え、勤続52年を迎えた田宮社長に対する特別表彰も行われた。その際も、髙橋会長は経営が苦しい時期に多くの社員が会社を去る中で、事業を支え続けた同氏の労をねぎらった。照れながら、表彰を受けた田宮社長はスピーチで「私は社員が一番大事」と述べたうえで、「仕事をいっぱいして、いっぱい遊び、幸せになってほしい。私も現場に出向き頑張る」と社員に対しメッセージを送った。

 

来賓挨拶には、田宮社長と親しい電成社の山口裕会長が駆けつけ、「私は昭和の人間であり、一生懸命働いているという自負があったが、田宮社長は自分より働いており、どこの現場にも顔を出していた」と述べ、同氏の勤勉な性格を強調した。

 

田宮社長と親しい電成社の山口会長

 

中締めは同社常務の髙橋秀晴氏が務め、「経営者一同、70年、80年、100年、その先を目指し、泰和電気工業を発展させていきたい」と決意を述べた。このほかにも、豪華景品が当たるじゃんけん大会や抽選大会、クラシック演奏が行われ、70周年という大きな節目に花を添えた。

 

締めの挨拶を務めた髙橋常務

 

余興としてクラシックの演奏も

 

乾杯の音頭を務めた久保敬尚取締役

 

 

(IRuniverse K.Kuribara)

 

 

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