2025/10/30 01:12
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日本伸銅協会が29日開いた正副会長記者会見で小林敬一会長(古河電気工業会長)は冒頭、高市新政権の発足で経済に好循環が生まれつつあると足元の景況感に言及した上で、伸銅品業界の現況について「今年に入り対前年比でプラスが続き、順調な回復軌道にある」との認識を示した。正副会長から会見中に報告のあった個別企業業績も、それを裏付ける内容で、3年ぶりに前年度比プラスとなった24年度に引き続き、堅調な足取りが続いている様子を印象付けた。ただ、米の関税問題や中国の景気減速、国内での人手不足による建設・建築分野の工期遅れなど販売環境を巡るリスクにも触れ、業界として安定供給に努めることで、AIやデータセンター向けなど成長市場の開拓に努める姿勢を強調した。
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