日本鉄源協会の鉄源流通量調査によると、2024年度の鉄スクラップ出荷量(国内購入量+輸出量)は前年度比3.8%(108万3000トン)減の2707万1000トンとなった。3年連続のマイナスで、年度調査を開始した1993年度以来の最低値となった。同協会担当者によれば、2025年度は前年度2割減となる可能性もありそうだ。
内訳は24年度出荷量の内訳は、国内購入量が5.4%(117万3000トン)減の2057万2000トン。輸出量は1.4%(9万トン)増の649万9000トンとなった。内訳をみると、域内調達量は 3 年連続の前年減となる 5.5%減1716 万トン、域外調達量は 2 年ぶりの前年減となる 4.9%減341 万トンとなった。この結果、域内調達率は 83.4%(同0.1 ポイント低下)となった。
一方、2024 年度の炭素鋼スクラップ(HS コード 7204.41.000、7204.49.100、7204.49.200(2015 年1月以降)、7204.49.900 の合計)の輸出量は、2 年連続の前年増となる 650 万トン(対前年 9 万トン増、同 1.4%増)となった。

日本鉄源協会公開データより引用
また、2024 年度の転炉における鉄スクラップ消費量は 2 年ぶりの前年減となる 5.6%減の828 万トン、鉄スクラップ原単位は 2 年ぶりの低下となる1.8%減の 135.0 kg/粗鋼トンとなった。 電炉における鉄スクラップ消費量は、3 年連続の前年減となる 6.1%減の2182 万トン。鉄スクラップ原単位は 2 年ぶりの低下となる0.1%減の 1010.8kg /粗鋼トンで着地した。

日本鉄源協会公開データより引用
なお、鉄スクラップの品種別の購入量推移では、加工スクラップは 2.5%減 の570 万トン、老廃スクラップは 6.5%減の1487 万トン。ともに3 年連続の前年減となった。
(IRuniverse)