韓国POSCO社は30日、原料会議を行い、11月のステンレススクラップ購入価格について、304系でキロ当たり35ウォン上げの1820ウォン、316系は40ウォン上げの3610ウォンとなった。
30日の為替レートで計算した円価格は304系がキロ当たり195円、316系で388円、となる。
(POSCO社のSUSscrap購入価格の推移)

(LMEニッケル、為替相場、日本国内SUSスクラップ、SABOT価格などの推移)

(*10月は30日現在までの数値および平均値)
これを受けての日本市場も11月価格はやはり上げ含み。為替の円安が追い風。
304系は市中実勢で185円前後、メーカー買値で190円前後、から5円の上げが見込まれる。
316系は引き合い強し。市中実勢はキロ当たり340~350円。西宮のSUSスクラップディーラーは「316系は350円で購入契約した、304系は180~185円」とのこと。
国内ステンレスメーカーは依然として低調ではあるが、発生も少ないため、相応の単価は維持している。JSPの304系は185円前後の買値。
316系は輸出向けで350円前後の買値。国内メーカーの買値では日本製鉄ステンレス事業部の光製鉄所は最も高く、平均すると360円を確実に上回っている。11月はさらに10円上げ、の公算大。
316の指標のひとつでもあるモリブデン価格は高値水準を維持。ポンド25ドル台を続けている。

(IRUNIVERSE YT)