11月5日14時、不二サッシは26/3期2Qの決算を発表。業績見通しを据え置いた。同社は決算説明会を開催していないが説明資料は作成している。
<26/3期2Q>
〇環境
建設資材価格の高止まり、労働人口の減少に伴う人手不足など事業環境の厳しさは増しているが、主力とするビルサッシを中心とした建材事業分野においては、ビル新築事業、リニューアル事業がともに堅調に推移。また、環境事業分野においても、プラント工事を中心に堅調に推移。一方、形材外販事業分野では、建設分野の物量を中心に減少傾向が続いている。
〇実績
売上高482億円(前年同期比1.3%増)、営業利益3.6億円(前年同期▲0.8億円)、経常利益4.1億円(同7.5倍)、当期利益4.3億円(前年同期▲1.1億円)。同社の業績は年度末に集中するため、上期決算は厳しい傾向にあるが、上期として各利益が黒字化を達成した。
〇営業利益の増減要因
こちらは、説明資料の5ページを参照。
<セグメント>
〇建材事業
高付加価値活動、コスト管理の徹底によりビル新築事業、リニューアル事業ともに堅調に推移したことに加え、価格改定が浸透したことなどにより、売上高は341億円(同1.1%増)、セグメント利益は10.5億万円(同2.0倍)と増収増益となった。
〇形材外販事業
一般形材の物量減少による影響を大きく受けた。また、加工品についても、高収益製品の出荷減少の影響を受け、売上高は107億円(同3.8%減)、セグメント損失若干の赤字(同年同期0.7億円))と減収赤転となった。
〇環境事業
プラント事業部門における基幹改良工事を中心に新規プラント工事が好調に推移したことに加え、薬剤販売部門も物価高の影響は受けているものの堅調に推移したことから、売上高は15億円(同44.5%増)、セグメント利益は0.5億円(前年同期▲0.2億円)と増収黒字転となった。
〇物流事業
大型設備の輸出入や営業倉庫の業績が寄与したことなどにより売上高は16億円(同13.7%増)と増収、利益面では配車効率化などコスト低減への取り組みなどによりセグメント利益2.2億円(同8.3%増)と増益になった。
<通期見通し>
従来見通しを据え置いた。事前述したように同社の業績は年度末に集中しているため、進捗状況などから判断しにくい。
図表1、26/3期の上期実績と通期見通し(百万円、円/株)

出所:会社発表資料よりIRU作成
<参考>
図表2、四半期別の業績推移(百万円、%)

出所:会社発表資料よりIRU作成
(IRuniverse 井上 康 )