トヨタは11月13日、自社ホームページ上で、「今後5年間で最大100億ドル(約1兆5000億円)の対米追加投資を行う」と発表した。新たに開所した電池工場を含め対米投資を加速する。10月末にトランプ米大統領が来日した際にトランプ氏側から「トヨタが100億ドルの投資をする」との発言があった。トヨタ側は一時否定したが、現実化した形だ。
プレスリリース: トヨタ、米国事業に対し今後5年間で最大100億ドルの追加投資を発表 | コーポレート | グローバルニュースルーム | トヨタ自動車株式会社 公式企業サイト
同社は同時に、ノースカロライナ州のバッテリー工場「Toyota Battery Manufacturing, North Carolina (TBMNC)の開所式も行った。TBMNCの投資額は140億ドルで、約749ヘクタールの敷地に、プラグインハイブリッドとフル電気自動車(EV)向けバッテリー生産ライン計14本を有する。年産能力は最大30ギガワット時(GWh)。最終的には最大5100人の雇用を見込む。
11月12日付のロイター通信によると、TBMNCはカムリ、カローラクロス、RAV4のハイブリッドバージョン、およびまだ発表されていない全電気3列バッテリーEVに製品を供給する。また、ケンタッキー州の工場とアラバマ州のマツダトヨタの合弁会社向けにハイブリッドバッテリーを供給し、米国内の同社のサプライチェーン(供給網)確立に貢献する予定という。
TBMNCはトヨタにとって11か所目の米国工場になる。トヨタは発表資料中で、同社の米国進出には70年の歴史があり、累計投資額は約600億ドルに達するとした。
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(IR Universe Kure)