11月27日9時半、財務省は25年10月の貿易統計を発表した。電炉鋼メーカーが鉄スクラップを溶かす際に使用する人造黒鉛電極(以下電極)の輸出入状況は次の通り。
10月の電極輸出量は、前年同月比45.7%減の744トンと、2ヵ月連続で減少。前月比でも14.8%減(2ヵ月連続)。輸出平均価格は同13.3%下落し52.4万円/トンと13ヵ月連続で前年同月を下回った。前月比でも8.9%下落(3ヵ月連続)。なお、主要国別の輸出状況については、「黒鉛電極(25年10月):国別電極輸出状況」を参照。
図表1、人造黒鉛電極の輸出量と伸び率(千トン、%)
出所:貿易統計よりIRU作成
一方、電極輸入量は、前年同月比42.54%減の1,132トンと、2ヵ月ぶりに減少。前月比でも15.2%減(2ヵ月ぶり)となった。輸入平均価格は同24.0%上昇(4ヵ月連続)し、53.9万円/トン。前月比でも1.9%上昇(2ヵ月ぶり)した。なお、主要国別の輸入状況については、「黒鉛電極(25年10月):国別電極輸入状況」を参照。
図表2、人造黒鉛電極の輸入量と伸び率(千トン、%)
出所:貿易統計よりIRU作成
<参考>
図表3、電極輸出入価格の推移(千円/トン)
出所:貿易統計・生産動態統計よりIRU作成
(IRuniverse 井上 康)