タケエイ 千葉市家庭系プラスチック資源再資源化業務で落札者に決定
タケエイ(東京都港区)は12月3日、11月20日付けで、千葉県千葉市が実施した千葉市家庭系プラスチック資源再資源化業務委託の総合評価落札方式一般競争入札において、落札者に決定されたと発表した。
1.同業務委託について
千葉市家庭系プラスチック資源再資源化業務は、プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律(以下「プラスチック資源循環促進法」)第33条に基づき、千葉市が分別収集したプラスチック資源(プラスチック製容器包装及びプラスチック使用製品)について、今後、同市が事業者と連携して再商品化計画を作成し、国の認定を受けた再商品化計画に基づき、事業者がプラスチック資源の選別等の中間処理及び再商品化を行うもの。
今般、選別等の中間処理や再商品化に係る高度な施設を有する事業者から創意工夫のある業務提案を受け、民間事業者の技術や能力を積極的に活用することを目的とした事業者の募集が行われ、今回、タケエイが落札の運びとなった。
2.業務概要
(1)件名:千葉市家庭系プラスチック資源再資源化業務委託
(2)契約期間:契約締結日の翌日から令和12年3月31日まで
業務期間:令和9年12月1日から令和12年3月31日まで
・再商品化計画に基づく中間処理及び再商品化業務
(3)業務内容:「千葉市家庭系プラスチック資源再資源化業務委託仕様書」のとおり
3.今後の予定
タケエイは、本業務委託に基づく中間処理及び再商品化を実施するにあたり、契約締結後速やかに国の認定取得に向けて千葉市と連携して再商品化計画を作成していく予定。
4.施設概要
同件は、TREホールディンググループが推進する「TRE環境複合事業」構想のうち、「廃プラスチック高度選別・再商品化事業」を行う市原ソーティングセンターにおける業務となる。市原ソーティングセンターは、タケエイが市原市八幡海岸通に建設中であり、2026年6月の建設工事完了、同年10月からの操業開始を予定している。
施設概要 プラスチック資源の中間処理施設及び再商品化施設。一括回収したプラスチック資源(一般廃棄物)を原料に、PE/PP混合品(ペレット)、PSインゴットを製造
所在地 千葉県市原市八幡海岸通1―1の一部
敷地面積 17,381㎡(工場:15,213㎡、駐車場:2,168㎡)
取扱量 約100t/日
操業時間 24時間/日

建設中の市原ソーティングセンター
5.今後の見通し
同件が業績に与える影響は現在精査中であり、今後開示すべき事項が生じた場合には、速やかに告知するとのこと。
(IR universe rr)