インドは、25年4月に輸入鋼材に12%のセーフガードを発動。しかし、7月には、一部緩和処置がとられていたが、12月30日に多くの輸入鋼材を対象とするセーフガードの導入を決定。
今回のセーフガードは26年1月から発動し、対象国は全ての発展途上国と中国など一部の先進国。税率は26年が12%、27年が11.5%、28年が11%。
ちなみに、インド国内の熱延価格はセーフガードの影響もあり5月には52,500ルピー/トンとピークを付けたものの、緩和処置などの影響もあり弱含みとなった。11月末辺りからセーフが―ドの期待が高まったこともあり、12月の46,000ルピー/トンをボトムに再び上昇基調に転じ、26年初めには50,300ルピー/トンとなっている。
ただ、インド国内では粗鋼生産能力の増強が続いており、継続的な市況上昇が見込みがたいだろう。
(IRuniverse 井上 康)