豪鉄鋼大手のブルースコープ・スチール(BSL)は7日、米電炉企業のスチール・ダイナミクス(SDI)と豪複合企業のSGHが提案した非拘束的な買収提案を、同日の取締役会で否決したと発表した。買収提案を拒否するのは今回で4回目。
買収提案した2社はBSLの企業価値を132億豪ドル(1兆3840億円)と評価。SGHがBSLを100%買収後、米事業をSDIに譲渡する枠組みを提案したが、SGHの取締役会は、「企業価値を著しく過小評価している」として、全会一致でこの買収提案を否決した。投資による年間5億ドルの収益向上目標や、現在実施中の業務改善を適切に反映していないことも否決の理由として挙げている。
ブルースコープのJane McAloon会長は、「この提案はBlueScopeを安価に奪い取ろうとする試み」であり「当社の世界クラスの資産、成長の勢い、そして将来を著しく過小評価するもの」とコメントしている。
(IRuniverse K.Kuribara)
※サムネイル画像はブルースコープホームページより引用