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インド、特定の鉄鋼製品輸入に対するセーフガード措置を開始

2026/01/16 23:42
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インド、特定の鉄鋼製品輸入に対するセーフガード措置を開始

インド政府は、国内に流入する低価格の鉄鋼輸入が大幅に増加し、国内の鉄鋼生産者に悪影響を及ぼしていることを受け、特定の鉄鋼製品を対象に、3年間にわたる輸入関税のセーフガード措置を導入した。

本セーフガード関税は、初年度に12%が課され、2年目には11.5%、3年目には最終的に11%へと段階的に引き下げられる予定である。これは、鉄鋼メーカーに即時的な支援を提供しつつ、市場環境への段階的な適応を可能にする構造的な関税措置である。

本措置は、貿易当局による一連の評価の結果、鉄鋼輸入が増加していることが確認されたことを受けて実施された。これらの輸入は中国などの国からのものが多く、ダンピング行為との関連が指摘されており、鉄鋼産業の収益性にも悪影響を与えている。

世界第2位の粗鋼生産国であるインドは、安価な輸入品の増加により、国内鉄鋼産業における競争環境の激化という課題に直面してきた。今回導入されたセーフガード関税は、国内鉄鋼産業の安定化に寄与するものとされている。

業界関係者は、本政策が価格実現性の改善につながり、突発的な輸入増加による損害から国内メーカーを保護することで、国内製造業の活性化を促すと期待している。一方で、関税率の段階的な引き下げは、関係各所が変化に適応するための時間を確保することも目的としている。

本措置は、政府が均衡の取れた貿易環境の構築に取り組むと同時に、インドのインフラ整備に不可欠な重要産業分野を保護する姿勢を示すものである。

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BASUNDE, Rohini(Global PR & Reporter ) 

インド在住。国際広報部・取材記者。文化・社会・メディア分野を背景に、記事執筆およびグローバルPR業務に携わっている。
多文化主義、異文化理解、クロスカルチュラル・コミュニケーションを主な関心分野とし、
国際的な視点から情報発信を行っている。
趣味は、絵を描くこと、写真撮影、編集、旅行、料理。

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