大阪製鐵は23日、同日に開催した取締役会で、連結子会社である PT.KRAKATAU OSAKA STEEL(KOS)の事業停止を決議したと発表した。4月30日に生産停止し、出荷終了に伴う事業停止は6月30日となる予定。
2025年初頭にインドネシア政府がインフラ向け予算を大幅に削減したことに伴い、鉄鋼需要が急激に低迷し、KOSの販売数量が大幅に減少。競争激化によりマージンが縮小したことなどもあり、構造的なフリーキャッシュフロー(FCF)のマイナスが継続する状況となったことから、大阪製鐵はKOSの事業継続性を総合的に検討してきた。
検討の結果、現在の需給環境を踏まえると、KOSの事業継続による安定した収益確保は困難と判断した。また、並行して検討してきた事業売却についても実現には至らなかったことから、インドネシア事業からの撤退とともにKOSの事業停止を決定した。
インドネシア事業の撤退方法や時期等の詳細については、合弁相手であるクラカタウ社と協議の上、決定次第、法令や株式会社東京証券取引所の上場規程に従い速やかに開示するとしている。
(IRuniverse K.Kuribara)