1月29日9時半、財務省は25年12月の貿易統計を発表した。電炉鋼メーカーが鉄スクラップを溶かす際に使用する人造黒鉛電極(以下電極)の輸出入状況は次の通り。
11月の電極輸出量は、前年同月比7.8%増の1,301トンと、4ヵ月ぶりに増加。前月比で71.4%増(2ヵ月連続)。輸出平均価格は同9.0%下落し583.9万円/トンと15ヵ月連続で前年同月を下回った。前月比では5.3%上昇(5ヵ月ぶり)。なお、主要国別の輸出状況については、「黒鉛電極(25年12月):国別電極輸出状況」を参照。
図表1、人造黒鉛電極の輸出量と伸び率(千トン、%)
出所:貿易統計よりIRU作成
一方、電極輸入量は、前年同月比60.9%減の997トンと、3ヵ月連続で減少。前月比でも23.4%減(2ヵ月ぶり)となった。輸入平均価格は同23.2%上昇(6ヵ月連続)し、53.3万円/トン。前月比でも7.1%上昇(2ヵ月ぶり)した。なお、主要国別の輸入状況については、「黒鉛電極(25年12月):国別電極輸入状況」を参照。
図表2、人造黒鉛電極の輸入量と伸び率(千トン、%)
出所:貿易統計よりIRU作成
<参考>
図表3、電極輸出入価格の推移(千円/トン)
出所:貿易統計・生産動態統計よりIRU作成
(IRuniverse 井上 康)