豪Core Energy Minerals社は1月28日、2026年のブラジルでの現地探査活動を全額資金調達済みで開始させたとの声明を発表した。メインとなるのは、同社がRio Tinto社の子会社から取得し現在は100パーセント所有しているブラジルのItambe希土類元素(REE)プロジェクト。ブラジルは世界第2位と言われるレアアースの膨大な埋蔵量を誇りながら、研究や開発などでこれまで遅れを取っていたが、近年は国家全体で自国レアアース産業の活性化を推し進めており、現地でレアアースプロジェクトを開発中の豪州企業も勢いを増している印象だ。
Core Energy社のItambeは、豪Brazilian Rare Earths社が発見したSulistaと同様、Bahia 州の有望なRocha da Rocha レアアース鉱区内に位置する世界クラスの硬岩型かつイオン性の両方を兼ね備えたレアアースプロジェクト。Itambe鉱区面積の約90パーセントが未探査であるといい、今後の探査は土壌サンプリングやオーガー掘削、Rio Tinto社(の子会社)が過去に実施した探査によって特定された大規模かつ高品位の土壌異常域(全方向に未開拓状態を維持)の拡大、新たな有望ターゲット区域の定義などが含まれるとされている。
なお、同社はブラジルにて、Rio社から取得したItambeプロジェクトのほか、既存のTunas/ Campo Largo希土類元素(REE)プロジェクトも開発中で、こちらの方も地表における高品位異常が確認されており、綿密な探査活動が計画されている。両プロジェクトともに、2026年第1四半期に掘削目標特定、そして2026年第2四半期に掘削開始という目標が掲げられている。
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(IRUNIVERSE A.C.)