2月6日14時、不二サッシは26/3期3Q決算を発表し、業績見通しを据え置いた。3Q決算なので説明会は無い。
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<26/3期3Q実績>
〇環境
同社グループの業績は、建設資材の高騰、労働人口の減少とそれに伴う工期の延長、地金価格の更なる上昇傾向が顕著になるなど事業環境の厳しさは継続しているが、主力とするビルサッシを中心とした建材事業分野においては、ビル新築事業及びリニューアル事業を中心に堅調に推移。形材外販事業分野は、収益性の高い製品の減少の影響を受けた。一方、環境事業分野は、受注面・価格面の双方で前年より改善した。
〇実績
売上高742億円(前年同四半期比0.6%減)、営業利益9.3億円(同▲0.9億円)、経常利益8.3億円(同1.0億円)、当期利益6.1億円(同▲1.1億円)となった。
図表1、26/3期3Q実績(百万円、%)

出所:会社発表資料よりIRU作成
<セグメント別>
〇建材
ビル新築事業、リニューアル事業が牽引し、売上高は523億円(同1.0%減)となった。セグメント利益は、価格改定の浸透の結果、17.2億円(同5.6億円)と大幅な増益となった。
〇形材外販
高収益製品の出荷量減少の影響などを受けたことにより、売上高は164億円(同5.4%減)と減収になった。セグメント利益は、固定費の削減や生産性の向上に取り組んだ結果、1.0億円(同3.6億円)となり利益を確保した。
〇環境
プラント事業部門で基幹改良工事を中心に新規プラント工事が好調に推移したことに加え、薬剤販売部門の物量増などにより、売上高は23億円(同34.9%増)、セグメント利益は1.1億円(同0億円)と増収増益になった。
〇物流
荷動きが鈍い中、大型設備の輸出入や営業倉庫の業績が寄与したことなどにより、売上高は25億円(同8.5%増)、セグメント利益は3.2億円(同3.2億円)と増収増益になった。
<26/3期通見通し>
3Q累計の進捗率が極めて低いが、会社側は従来見通しを据え置いた。同社が属する建材業界は4Qの3ヵ月間で利益の大半を稼ぎだす傾向(図表3参照)にあるため、四半期別の業績動向では判断がしがたい。
図表2、26/3期業績見通し(百万円、円/株)

出所:会社発表資料よりIRU作成
<参考>
図表3、四半期別の業績推移(百万円、%)

出所:会社発表資料よりIRU作成
(IRuniverse 井上 康)