Loading...

DRAM市況 TrendForceが26年のメモリ市場を+134%成長と予測

2026/02/16 16:27
文字サイズ
DRAM市況 TrendForceが26年のメモリ市場を+134%成長と予測

TrendForceが26年のメモリ市場を+134%成長と予測(当社:+87%)

 ・台湾の調査会社であるTrendForceは最新予測を2/9に発表し、26年のメモリ市場を前年比+134%と予測した

OMDIAの最近の予想では26年メモリ市場予測は+87%成長なので、かなりの差があります。発表時期の違いが最大の理由だとは思うが、果たしてどちらに軍配が上がるか?

 

 ・TrendForceではMemory市場とFoundry市場を比較して、Memory市場の異常さを際立たせている。同社は、この状況を以下のように分析している。

「CSP(クラウドサービスプロバイダー)の調達数量は指数関数的に拡大していて、かつ価格に対する感応度が比較的低いことから、前回のスーパーサイクルを上回る水準の価格上昇が可能になっている」

言い換えると、「今回は顧客がCSPのため、半導体価格の経験値が少なく、半導体メーカ主導の価格となっている」とみることができる。

世界的なDRAM不足と価格高騰により、Dell を含む主要PCメーカー(HP、Acer、ASUS など)が中国 DRAM メーカー(特に CXMT)を初めて本格的に評価・認証し始めていることが複数の報道で確認されている。

ただし、現時点では「全面採用」ではなく、供給逼迫が続く場合のバックアップソースとしての採用を視野に入れた認証段階。

 

Dell

  CXMT(長鑫存儲)製 DRAM の技術認証を開始

→ DRAM価格が2026年まで高止まりする懸念から、調達多様化を狙う。

HP

Dell と同様に CXMT のDRAMを評価中供給不足と価格高騰が続く場合、2026年中盤以降に非米国市場向け製品で採用の可能性

 

Acer

中国のODM/EMSが調達する場合は中国メモリ採用に前向き

自社が直接リスクを負わず、OEM経由での採用ルートを確保

 

ASUS

すでに 中国の製造パートナーに中国製メモリ調達を依頼

 一部ノートPCプロジェクトで採用が進む可能性

 

最後にBusiness Standard Feb16 2026の発表記事を下記に引用する。

長引くメモリチップ不足により、世界最大級のパーソナルコンピュータメーカーのいくつかは長年の供給戦略を見直さざるを得なくなっている。価格が上昇し、供給がAIサーバー等のハードウェアにますます振り向けられる中、HP、デル、エイサー、ASUSなどの企業は現在、中国のメモリチップサプライヤーを模索していると日経アジアは報じている。HPは、中国最大のDRAMメーカーである長新記憶技術(CXMT)のメモリ製品のテストを開始した。これは、世界のメモリ供給が厳しい中、サプライヤー基盤を拡大する取り組みの一環である。HPは2026年半ば頃まで市場状況を綿密に監視する予定。もし不足が続き価格が上昇し続ければ、同社は米国外で販売される製品にCXMTのチップを使い始めるかもしれない。これはHPにとって中国のサプライヤーからDRAMを調達する初めてのこととなる。

 

(IRuniverse 椿匡之)

 

関連記事

新着記事

ランキング